ひとりごと

41歳不妊治療してます。不妊治療のこと、日々のこと、気の向くままに書いていきます。

精液所見と夫

前回も書きましたが、5月の採卵当日の精液所見。

濃度 13.5(16)、運動率 63(38)%、直進率 35(40)%、正常形態率 25(35)%

( )は手術前の数値です。精子は作られてから3ヶ月後に出てくるそうなので、4月に手術してからの5月の採卵なので当然間に合わず。

運良く上手くいけばいいなーくらいのニュートラルな気持ちで採卵に臨んでいました。

 

さて、アルコール大好き、朝晩ともに長風呂で湯船に浸かるのが大好きな夫ですが、この結果を受けても数ヶ月後までは全く生活改善しようという姿勢はありませんでした。(その改善に努めたのもほんの1ヶ月で終わりましたけど)

不妊の大きな原因にも関わらず、理解に苦しむものの…夫には危機感が持てないみたいで。

とはいえ、当時多少は気にしている様子だったのであまり強く言えない私。

何回か言ってみて、ようやく湯船に浸かるのを朝晩どちらかにするようになったものの、2〜3ヶ月も続かず、夜は疲れが取れないからとか朝は目が覚めないからとか言い訳して、結局現在は朝晩湯船に浸かってます。

先生も、お風呂の湯船に浸かるなら熱くない温度で10分以内、サウナは論外、パンツもトランクスがベスト。などと仰ってくださったものの、湯船は毎回10〜15分、大好きだったサウナは控えるようになったものの、ボクサーパンツ(しかも生地が厚め)は一向に止める気配なし。

この歳になるまで、男性不妊にNGとされるものばかりをしてきた夫だから、数値も生活ももう改善するのは無理なんだろうな…と思うと、良くも悪くも期待するのをやめました。

 

不妊治療、多くは女性ばかりが痛い思いをして、ホルモンバランスの変化に影響を受けて苦しむ。今現在も意識が低すぎる夫に対して、大好きなお酒もやめて(当初は本当に辛かった!)、大好きなコーヒーも控えめにしたりして努力している自分が虚しい。

 

あとひとふんばり。

採卵当日

いよいよ転院して初の採卵。

夢クリニックでは3回目の採卵で無麻酔に耐えきれずリタイアした私。

ここでは局所麻酔なので安心してたら…効いてない⁉︎ 効きが遅い⁉︎ のか、そこそこ痛かったです。トホホ

採卵後、他のベッドの方は早々に退室していましたが、私は痛みが酷くて待合室で座っている自信がなく、1時間ちょっと横にならせてもらいました。

 

採卵数は、10個 (変性卵 0個)

うち5個ずつ体外受精と顕微受精に。

結果、凍結できたのは顕微受精のみ2個

初期胚 1個 G2

胚盤胞 1個 G2

 

ちなみに精液所見は

濃度 13.5(16)、運動率 63(38)%、直進率 35(40)%、正常形態率 25(35)%

( )は手術前の数値ですが、まだ1ヶ月後なのでその効果は全然…というか、下がってる⁉︎

これについてはまた次回に。

 

採卵後の内診では問題なし、とのことでしたが、帰宅後は絶不調。歩いたり座った時の振動でお腹がズシーンと痛むのに加えて、下腹部の張り、喉の渇き、微熱が3〜4日続き、結局約1週間寝込んでいました。

この時がこれまでで一番苦しみましたが、家事を全てしてくれた夫には感謝です。

 

1回目の採卵へ

5月になり、新たな病院での採卵にむけて治療スタートです。

アンタゴニスト法

D3 〜 クロミッド1錠、フェリング150・HMG富士150を自己注射 (D11まで毎日)

D8 セトロタイド(排卵抑制)

D10 セトロタイド/ フェマーラ(排卵誘発)

D12  ブセレキュア点鼻薬 (21時22時)、hcg5000注射 (21時半)

D12.13 インテバン/ インドメタシン座薬

D12〜 ビブラマイシン/ カバサール

 

ビブラマイシン(抗生剤)は気持ち悪くなりやすいと言われましたが、最初の1〜2日目だけ多少の気持ち悪さがありました。

自己注射、最初の1回目は緊張するもそれ以降はサクっと済みました。毎日通院するよりは、と言い聞かせた感もあるかも。

血液検査は問題ないですね、と毎回先生に言われるのであまり気にしておらず…内膜の厚さも特に問題なく、D12で12.9mmでした。

 

先生は特に担当制ではないのですが、どの先生も優しく丁寧に対応してくれます。

ただ、採血の看護師さんがちょっと…ね。

さて、

D14 採卵です。

 

 

男性不妊の診察

転院先では男性不妊の診察も行なっており、夫も受診しました。

濃度・運動率・直進率が基準値を下回り、先生の診察の結果、精索静脈瘤の手術をすることに。

精子を作るところの弁がうまく機能していないらしく(大雑把な説明ですみません)それが原因だそう。

手術は日帰りで、所要時間は30分弱です。が、全身麻酔ということもあり、私も付き添っていましたが、とても痛々しかったです(泣)

翌日には痛みは残っているものの、いつものように仕事していましたが。

 

精子は毎日作られ、3ヶ月後に出てくるそうで、手術した効果が現れるのは約3ヶ月後。

当時40歳になっていた私にとってはその3ヶ月間ただ待つことは惜しく、少しでも卵が良いうちに、と採卵をしました。

結果として、1〜3ヶ月後にかけて精子の数値は徐々に上がりました。

夢クリニックであのまま続けていたら、本当に無駄な痛みと時間の浪費で終わっていたかもしれません。。

旦那さん頑張ってくれた甲斐がありました。ありがとう。

リスタート

2018年4月から都内某クリニックへ通うことになりました。

これまでの検査結果等は提出したので、初診では不育症検査をすることに。

MM夢クリニックでは検査項目になかったビタミンD・男性ホルモンが不足。そして耐糖能も引っかかり、糖質制限が必要ということが判明。

ビタミンDと男性ホルモンはサプリで補充。(男性ホルモンは移植周期のみ服用です)

そして妊娠中毒症になる可能性あるため、糖質制限。私の大好きな食べ物(パン、芋類等々)は控えるべき項目にほぼ該当です(泣)

毎日食べていたパンは控えて糖質ゼロ麺に変えたりしていますが、妊娠してもいないので危機感が足らず、食べたい時や外食で出てきた時には食べてしまっています…が移植近くなったら(ゆるい)制限に入ったりしていますが、その後の数値はまだ検査していないのでわかりません。妊娠6週で再検査だそうです。

 

そして夫も男性不妊の診察を受けました。

 

 

 

MMクリニックでの不妊治療③

3回目の採卵を終えて…限界がきました。心も身体も。

何年も治療を頑張っている方からしたら、「たった3回で何言ってんの?」と言う方もいらっしゃると思います。でもこればっかりは人それぞれ。採卵ではほぼ痛みがない人もいれば、私のように激痛に感じる人もいると思います。注射が辛い人もいれば、私のように注射は苦痛でない人もいる。そしてその背景も様々。

なので、わたしはこのブログでこの気持ちを他の方にもわかって欲しいとかは全く思っていません。ただ、もし私と同じような方がいらっしゃれば、少しでも参考か何かになれば良いかなという思い。あと、不妊治療のステップ毎に不安になる私は、みなさんのブログを見て勇気づけらたので。それと、私自身全てを吐き出すところがないので「ひとりごと」として書いているので。

と、少し話が逸れましたが。

要は、無麻酔の激痛に耐えられなくなったこと。3回全てにおいて、初期胚・胚盤胞まで成長しなかったこと。そして、3回もNGなのに、それでも「これは回数を重ねれば、いつかは結果が出るから」と、治療方針の工夫もなく納得がいかなくなったから。

転院先は友人達に聞いたりネットを色々見たりした結果、都内のクリニックに決めました。

自宅からの交通の便利さや雰囲気が良さそうなことと、最後は直感で。

とりあえずMM夢クリニックにある2つの精子の凍結保存はそのままに、転院先のクリニックに初診の予約を入れました。

MMクリニックでの不妊治療②

顕微受精に向けて、フェマーラ周期からスタート。

詳しい血液検査の数値などは省略しますが、採卵の結果は10個弱。うち成熟卵は3個だっかな。受精の結果はゼロ。

まあ初めてだし仕方ないかな…と。

 

このクリニック、採卵は無麻酔と聞いて覚悟していたものの、まぁ痛いこと(泣) 看護師さんが真横で腕をさすりながら励ましてくださったのはとても嬉しかったのですが。

採卵中の卵の様子がモニターに映るので見てくださいね、と言われていたものの、最初の2〜3個だけで、それ以降は正直モニター見る余裕ありませんでした(笑)

 

あんな痛い思いしたのに1つも受精しないことにショックは受けたものの、まだ初めたばかりだし、何回かやれば無事に結果も出るだろうと、今思えばあの頃は気楽に考えていました。

 

その後、クロミフェン周期を試すも同じような結果。

 

クリニックの待ち時間は長くていつも大体3時間〜4時間は掛かっていたけど、注射は看護師さんが打ってくれるし、先生はとても優しいし、と3回目の採卵まで前向きに頑張っていました。

でも限界が来てしまいました。